苦しみのとき
「主よ。なぜ、あなたは遠く離れてお立ちなのですか。
苦しみのときに、なぜ、身を隠されるのですか。」
詩篇10篇1節
私たちは苦しい時に、さらに不幸が舞い込むことがあります。
悲惨な目に遭うなら「神も仏もありゃしない」と思うでしょう。
詩篇を記した信仰者も、同じことを思いました。
神さまが遠い存在のように感じられたのです。
神さまは自分を捨てて、離れ去ってしまったかのように感じました。
しかし、天地を造られた神さまは、全てをご存知であられます。
あなたの不幸な苦しみをご覧になっておられます。
神さまは必ず、苦しむ時の叫び声を聞いてくださいます。
私たちは苦しみを通して、神さまへの信仰が養われます。
苦しみは、偉大な神さまの恵みを体験するチャンスです。
ですから「神も仏もありゃしない」と思える時にこそ、
天地を造られた神さまにお祈りしてください。
必ず祈りが聞かれます。
そして神さまの最善がなされます。